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プレイリストを作ってます。36個以上は作ってます。
なぜにSakuraなのかというと、もともとはバンド仲間と「これいいよ」ってCDをMDに録音したいい曲を貸し借りしてたのですね。一応ハンドルが桜日の丸って名前だったのでSakuraです。まあ、死んで10年以上経ってますけどね。
その流れで「これいいよ」って彼にドヤるってイメージで作ってます。
だいたいいつもおれの耳に届いてくる新譜を軸に「お気に入り」にはいってるのを組み合わせて時事なんかを織り込んで作っております。
基本はアップルミュージックで作ってアプリを使ってスポティファイに転送している感じです。
いつもこういう意図で作ってて、この曲はこうこうこうでいう理由でこの曲の次に収録したってくどくどと解説したいなって欲望はありましたけど、怠いのでなんとなくできなかったのです。年寄りの集中力のなさと気力の弱さを舐めてもらっちゃ困るのです。
ただ!
今回とーっても大変だたたた。
当初の収録曲も8割くらい差し替えたり変更したりですったもんだがあったので、「大変だった!」って書いておきたいって強めの気力が湧いたのです。だから。
ということで上記がそれです。概略を書いたあとに各曲についてダラダラと書きますよ。
概略
きっかけはSeptember song Pascal Comelade Andersonですね。リコメンドに出てきた。これがよかったんですよね。まあ、9月といえばセプテンバー、セプテンバーと言えばセプテンバー・ソング。セプテンバー・ソングといえばルー・リードカバーのが最高なんだよなあ。「クルト・ワイルの世界」ってトリビュートアルバムにあってな、あれってサブスクで出てこないんだよなあって。
これが「クルト・ワイル」で検索しても「ルー・リード」で検索しても「セプテンバー・ソング」で検索してもその曲がヒットしないのよね。
でも、「セプテンバー・ソング」でJBのセプテンバー・ソング他がヒット。セプテンバー・ソング祭りにするっぺか。って気になったんだよね。いろいろな曲にセプテンバー・ソングをはさんで9月っぽいプレイリストをって。
前回Sakura#35はなんつかコンセプトに沿いすぎたってのがあったので今回は好きな曲優先で並べるかーって。9月だからセプテンバー・ソングだけ入れてって。セプテンバー・ソングはいい曲だって啓蒙してくってコンセプトに。
そうやって作ってるうちに、ロジャー・ニコルズ逝去、橋幸夫逝去って、それなら追悼として入れとこうって思ったんだよね。そこが地獄と迷走のはじまり。
ロジャー・ニコルズがねえ。どこにもハマらないんだよね。とくにThe DrifterとDon't Take Your Timeは絶対に欠かせない。絶対なんだよ。だけどハマらない。
ま、ハマるハマらないはおれのお気持ちだけなんだけど、そもそもプレイリストなんざお気持ちでしかないからね。
で、何巡もした挙げ句に1曲目と最後に入れるという苦肉の策。ぶっちゃけ音圧が弱いのと繊細な曲だから浮くんだよ。本当はJBの奇手セプテンバー・ソングにはじまり正当セプテンバー・ソングに終わる構成だったんだよね。
ということで、セプテンバー・ソングとロジャー・ニコルズと橋幸夫ちょっとと9月っぽい感じのプレイリストになりました。しかもだいぶ長い。
各曲解説
The Drifter ロジャー・ニコルズ&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ
たしか「宝島」だったと思うけど、過去の名盤がCD化するって流れで「すんげーのが出る」って紹介されてたのが『Roger Nichols & The Small Circle of Friends』でした。あのころはわりにいわれるがままに名盤に手を出してました。これもそのひとつ。
で、正直買って聞いたときピンとこなかったんですよね。ソフトロックは1980年代以降の音楽に慣れ親しむと、カウンターとしての「古い」があったんですよね。たとえば、カーペンターズとかさ。今は好きだよ、だけどあのころはまだ80年代のモノサシで判断していたからね。
で、『Roger Nichols & The Small Circle of Friends』はビートルズのカバーのアレンジとかにかっこよさを見出してきたところに、「The Drifter」って大名曲が入ったシングルが大プレミアついてあるとかってニュースも目にして「聞いてみたいなあ」ってなったんだよね。あのころいまとはくらべものにならないくらい昔の曲ってみつからないし手に入らないし聞くことができなかったんだよね。
で、これです。上記アルバムにはなかったThe Drifterがある!って買って聞きました。これが名曲って前評判があったからかどうかはわかりませんがおれには素直にいい曲だったんですよね。
ロジャー・ニコルズがよくなる鍵となる大事な曲です。この鍵はソフトロック全体に通じる鍵にもなりました。
September Song (Extended Version) ジェームス・ブラウン
前記のように1980年代に音楽に対する刷り込みがされてるので、ローリング・ストーンズはDEVOのSatisfactionのカバーが最初で、ジェームス・ブラウンは立花ハジメの「Replicant JB」が最初だったりします。
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その後、細野晴臣氏がやっておられたF.O.EってバンドでSEX MACHINEをカバーされたりもしたし、徐々に知っていきましたし、アホみたいにアルバムを出しておられることも知ってました(はい、いまでもあんまり詳しいこと無いです)。で、大好きなセプテンバー・ソングをカバーしておられたことは今回はじめて知りました。キテレツでありつつすごく「らしい」カバーで最高です。
Altair and Vega MindaRyn
アニメ『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ』PVの曲ですね。2025年夏アニメでも大好きなひとつです。歌ってるのはタイの方ですね。もともとはロック系の曲が得意な方でロックな唱法でこういうシックでメロウでシティ・ポップスよりソウル寄りの歌(なんかいい言葉がありそうだけどわからないわ)なので不思議な感触があるわ。JBのセプテンバー・ソングの次はこれしかなかったなあと。
バイバイメリーゴーラウンド 北川理恵
プリキュアの曲を多く手掛けておられるシンガーですね。もともと舌を巻くくらい様々な歌をものにされておりますが(そこらへんは誰か作成してるプリキュアのプレイリストでも探して聞いてみてください)、こういうオリジナルの大人向けだとまた違う味が出されてていいですね。高音の伸びがエグいなあと。そもそもの声が好きなんよね。
月灯りふんわり落ちてくる夜 小川七生
クレヨンしんちゃんの大昔のedですね。9月だし中秋の名月だし月の曲もいいかなーって軽い気持ちで早い段階で入れましたが、けっこうあとあとまで月ってキーワードに引っ張られてちょっとした月の名曲集にもなっていったキー曲にもなってしまいました。
リズム系が太くてイヤホンで聞くとなかなか迫力でしたし、歌手のハスキーキュートなボーカルもいいですね。そもそも名曲なのでカバーしてるひとも多いですが、ここはオリジナルで。
Kinda Wasted Without You (Bonus Track) [Mono] The Parade
ロジャー・ニコルズ曲のカバーですね。プロデュースもでしたっけ? 前記のようにこれもまた幻の名盤のCD化って流れで聞いてました。この曲、いまでもふとしたときに脳に流れるんですよね。
September song Pascal Comelade
すべての発端になった曲ですね。いま、調べてわかりました。フランスのミュージシャンなのですね。最初は電子系だったのにアコースティックからのおもちゃの楽器を使う感じになったそうです。ボーカルがかのロバート・ワイアットですよ。同タイトルの6曲入がとてもよかったので繰り返し聞いてました。プレイリストももう1曲いれました。ボーカルはこれ1曲ですけど。
不良先生 クレイジーケンバンド
2025年発売の「華麗」より。毎年高水準のアルバムをお出しになりますよね。CKBお得意のツイストオラオラ系ですね。これ系統だけでアルバムを出せるくらいありますよね。
CHE CHE CHE(涙にさよならを) 橋幸夫
R.I.P.橋幸夫ってことで。ロジャー・ニコルズくらいいろいろ入れてたけど橋幸夫氏はロジャー・ニコルズと反対側のベクトルで浮くんだよね。橋幸夫氏のボーカルって唯一無二だね。どこに入れても橋幸夫色になってしまう。かといって小西康陽氏のリミックスものもうーんってなあ。個人的にいまはリミックスものに魅力を感じられないターン。最後に「いつでも夢を」とかオックスの「恋をするなら」いろいろためしてはいたんだけどね。この曲はあまりコブシをまわしてなくていいっすね。CKBの次にすんなり収まるし。
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El Bolero Del Raval Pascal Comelade & Cobla Sant Jordi
でまたPascal Comeladeです。気に入ってるんですよね。インストです。
昭和ゴーゴーツイストからの無国籍感からのメキシコとか南米のマリアッチ風味に流れていくのがかっこいいかなと思いまして。
Look Around ロジャー・ニコルズ & The Small Circle of Friends
で、ここでもうひとつロジャー・ニコルズ。バラード系が本領と自身が思ってらっしゃるとおりやっぱすばらしいです。いろいろ聞いてあてはめて今回はこれ。
セプテンバー・ソング 淡谷のり子
こんなのあることをはじめて知りました。日本語で歌っておられる!優雅で洒脱。こういうのを聞くと後にものまね番組のうるさがた審査員になられたり演歌を嫌いと言われる意味がわかるよな。雑なひとに自分のやってることを「古い歌」っていっしょにされるのはいやだったんだろうなあと。
9月の海はクラゲの海 ゆるめるモ!
で、ここらへんで空気をリセットするために。淡谷のり子からのゆるめるモ!の落差にクラクラされるのもいいかなと。9月の歌だしね。曲作成のサエキけんぞう氏と岡田徹氏は若い子好きだしね。有名タレントのあのちゃんがクセを弱めに歌ってるのがいいし、この曲でムーンライダーズ屈指の名曲は1回完成したんじゃないだろうかね?
Cyan Personal Trainer
知らないひとです。リコメンドにありました。アルバムに「お気に入り」をたくさんついてます。もっとロッキンな音なんですがこの曲がスコンとハマりました。
Train Song (feat. Yasuyuki Horigome) sakai asuka
to a Tってゲームの挿入歌。堀込泰行氏が歌唱。ゲーム制作者は「塊魂」を手掛けられた方でそのときにもうキリンジにも歌ってもらってるからその流れなのだろうかね?冬の曲ですがいい曲なので。
Snake Charmer (毒へびバージョン) ピラニアンズ
「CITY THE ANIMATION」のサントラより。このプレイリストはなにげにアニソンも多いですね。このサントラすごくいいですよ。ピアニカ主体のバンドで、様々な曲を展開されてる。これはへびつかいの笛をピアニカで表現してるのかしら。透明感があるけど濁ってる水晶みたいな音色のギターやベースラインがホルガー・シューカイのペルシアンラブみたいなところも気に入ってる。ホルガー・シューカイはスネークチャーマーってアルバム出してるよね。
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The Sheik of Araby Pascal Comelade
ここに3曲目のPascal Comeladeです。ピラニアンズから違和感がまったくなくつながってるのに使ってる楽器が全然ちがうのがおもろいなと思ってインスト2曲です。
Giraffe Song (feat. Rebecca Sugar) sakai asuka
ここにまったto a Tへとつながります。ゲームは1話10分のETVのアニメみたいな作りになっていて、毎回OPとEDが流れてこれはEDです。1回プレイすると8回くらい聞くことになります。間奏の日本語ラップはゲームには現れないんでびっくりしました。
これもサントラ全部いいのでオススメです。ゲームもいいですよ。
Now the Neighbors Can't See Me Jerry Paper
インストかと思ってたら歌うんかい! シリーズです。この割れたピアノの音とすっと入ってくるボーカルがとてもいい感じです。よく知らないひとです。サブスクのいいのはこういう全く情報のないいい曲が「お気に入り」にどんどんたまっていくことだと思うのです。それは有名無名関係なく「好き」だからってのが素敵です。
September Song ルー・リード
そしてこれです。後半のクライマックスになだれ込みます。ディズニーからはじまったんでしたっけ?トリビュート・アルバムシリーズで、ディズニーとマイルス・デイヴィスのトリビュートを様々な分野のひとにやってもらうってやつ。クルト・ワイルの世界が1番好きです。トッド・ラングレンとヴァン・ダイク・パークスあたりが目当てだったと思いますが、1番はこれです。これが初ルー・リードではあります。ヴェルヴェットアンダーグラウンドもソロのルー・リードも知りませんで。でもっていろいろなヴァージョンでセプテンバー・ソングを歌われておりますが、やっぱりこのヴァージョンが1番好きです。
このアルバムも最高なんですよね。これで聞く音楽の幅がすごく広がった。ロックジャズクラシックノイズ等。
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月夜のドライブ はちみつぱい
月つながりでこれ。ここらへんの選曲はひどく迷ったのですし、春の歌ではありますが、収まり重視で。結果後半はずっとしっとりしてしまいましたがそれもまた良しと。基本このプレイリストはウォーキングに聞いて調整しております。そうなると後半もうダルいからしっとり系がハマるってこともあるかもしれません。
Revenge Of Hong Kong「ホング・コングの逆襲」 所ジョージ
深夜の馬鹿力で伊集院光氏がはじめてレコードを買ったくらいハマったのが所ジョージさんということでアルバムの歌はいまでも覚えてるなんてラジオでちょろっと歌ったりしたのを覚えておいたのでどらどらと聞いてみたらこういうおもしろいアレンジの曲をやっておられてなあ。
愛は夢の中に 佐良直美
ロジャー・ニコルズ曲です。アップルミュージックのプレイリストにあったんですよね。
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この上位にあったんで、なぜに?と思って聞いてみたらいいものでした。
冒険王 南佳孝
松本隆氏がプロデュースで全作詞だったんでしたっけ?冒険活劇をモチーフにしたアルバムのタイトル曲です。インストかと思ってたら歌うんかい! シリーズです。アレンジは井上鑑氏です。ナイアガラ感がどことなく。
この曲の静かな夜感は秋な感じします。最初に聞いたのも秋だったかな。ジャケットの小松崎茂氏もそそります。
Curry タジ・マハール
インストかと思ってたら歌うんかい! シリーズです。なぜかわからんですがこの曲ははずしてはいけないという強固なものを感じまして、最初の選曲時からありましたが最後まで抜けませんでした。インド感で月灯りふんわり落ちてくる夜で一瞬流れるシタールや Snake Charmer (毒へびバージョン)といったふうにインド感があります。プレイリストにカレー粉の隠し味といった感じでしょうか。
September Song Palast Orchester & Max Raabe, マックス・ラーベ & ハインツ・カール・グルーバー
インストかと思ってたら歌うんかい! シリーズです。インストだと思ってました。これが正調なんでしょうか。そういう事も知らないのにクルト・ワイル最高とかいってるんですね。
Don't Take Your Time Roger Nichols & The Small Circle Of Friends
そして最後はロジャー・ニコルズのこれで締めると。聞けば聞くほどいい曲だしプレイリストに入れた以上もう絶対に外すことができなくなりました。何回聞いても名曲ですね。
という感じです。お楽しみいただけたら幸いです。